今回は、径15インチ、幅7インチのホイールに履いている195/60-15のスタッドレスを外し、同サイズの夏タイヤ(トーヨー・トランパス)をはめます。 (準備物) タイヤ(交換するものとされるもの)・ホイール・ビードブレーカー(なくても可)・タイヤレバー、大型マイナスドライバー等、ハンマー、虫回し、潤滑スプレー、陰干しトップ、茣蓙(準備できない場合、むしろや畳やお風呂マットやダンボールでも可。雰囲気が盛り上がるので、私は茣蓙にしてます。) |
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ホイール保護のためゴザを敷いて、ビードブレーカーでホイールにはまっているタイヤのビードをおとします。 引っ張りタイヤ状態なら簡単に落ちます。幅8インチホイールに185幅タイヤでやった時には、ブレーカーのハンドルを片手で軽く押しただけでスコンと落ちました。 今回のパターンの場合、ブレーカーのハンドルに載っかって全体重をかけてやっと外れました。 |
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こんな正攻法もあります。 手動ブレーカーで外れないときはこれ(タイヤチェンジャー)を使います。 |
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また、こんな荒業もあります。 消火栓は北川鉄工所製の回転式消火栓です。失敗するとアメリカのマンガみたいに大噴水を引き起こし、近所の人や消防の人、水道局の人、そして家族に怒られますので、電柱を使ってもよいかと思います。 |
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ビートが落ちたら、タイヤとホイールの隙間にタイヤレバーを差し込み、引き上げていきます。 タイヤレバーは写真の状態くらい間隔をあけて2本差し込み、リムを支点にして思い切りよくグッといきましょう。 リムに傷が付くのが気になる人は、写真のようにリムプロテクタターで保護しましょう。軍手で保護したところで気休めぐらいにしかなりません。 注意1:一番最初にタイヤレバーを挿しこむのはエアバルブのある所です。他の場所から始めるとエアバルブ裏側の出っ張りとタイヤが引っかかって傷つく場合があります。 注意2:外すタイヤをまだ使うなら、タイヤのエアバルブの位置に白マジック等で印をいれておきましょう。軽点マークです。 |
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グイッと持ち上げ、リムの外にタイヤを引っ張り出した第一段階。 | |
その後は、片方のタイヤレバーは挿したままで、もう片方のレバーを抜き、少しずつ横に横に挿しては持ち上げ、挿しては持ち上げ、少しずつタイヤを引っ張り出していきます。 レバーを3本以上使うとよりやり易いです。 |
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タイヤ全周の3/4を過ぎたあたりでポコンと外れ、←の状態になります。 | |
そして反対側です。 同じく、隙間にレバーを挿し込み、少しずつずらしながら外していきます。 私は←のようにタイヤを下にしてタイヤからホイールをもぎ取っていくようにしますが、反対に、ホイールを下にして、ホイールからタイヤをもぎ取っていくようにしてもいいです。やり易いようにしたらいいと思います。 |
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ここまでホイールが出てくれば、あとは手でホイールをつかんで引っこ抜けばポコンと外れます。 | |
無事タイヤとホイールが分離しました。 この作業、初冬でも結構暑くなります。夏場にやると滝のような大汗をかきます。 何かトラブらない限り、外すだけなら10分あれば完了します。 次は組込みです。 → タイヤ手組み(その2 装着編) へ |
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