クラッチペダルが戻ってこない、その2

 前回からの続き。



 これが外したクラッチカバー。
 恐らく10万kmくらい使ったものと思われますが、特に悪いところありません。
 反対側。

 外してみるまでの予想では、レリーズベアリングの矢印部分が欠けたのではないかと思ってましたが、何ともなっていないです。
 それでは、この部分のガタが大きくなっている?と思いましたが、新品のものと比べてもガタ(遊び)の程度は全く同じです。
 クラッチカバーもレリーズベアリングも正常なら、もうどこが悪いのかわかりません。


 兎に角、この状態(写真左)をなんとかしなければならないのです。

 もうミッション載っけてしまったので釜の中には手が入れられませんので、レリーズフォークの外側に加工するしかありません。

今まではステンワイヤーで応急処置(写真右)してたのですが、フルブレーキングではこれでもダメでした。
 ので、レリーズフォークが絶対に後方へ移動しないようにします。

 このあたりにストッパーというかステーを追加して、無理やり、レリーズフォークが後ろ向きに行かないようにするのです。

 都合いいことに、このあたりにはいい位置にボルトがにょきにょき生えてます。

 一番がっちりしてて、短距離&最低限のステーで済みそうなピッチングストッパーの取り付けボルトに共締めすることにします。
 こいつは邪魔になるので取っ払ってしまいます。
 ホームセンターでちょうどよさそうな建築金具を漁ります。

 見つけてきた幅30mm、厚さ4mmのL字金具を必要な長さに切って、11パイの穴を開け、干渉しそうな部分を削り、
 色を塗れば完成。

 関係ない部分に穴が開いてますが、特に差し障り無いのでそのままにしておきます。
 装着。

 これなら絶対に大丈夫そうです。






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