エアコン装着 その4

ae86aircon4-01.jpg  またまたエアコンが動かなくなった。
 ある日突然マグネットクラッチがONにならなくなったのだ。

 エアコンスイッチは点灯するし、アイドルアップもするので、マグネットクラッチ自体の故障かマグネットクラッチへの配線の不具合のどちらかだと思われる。

 とりあえずコンプレッサーを見てみようとエンジンルームを覗くとそこに見慣れぬ、いや、見慣れたものではあるのだがここにそれがあることが不思議な物体を発見。

 何故か「柿」がこんな感じで鎮座在している。しかも2個。
 渋柿か甘柿かはわからない。
 エキマニの上に乗っかっている方は半分「焼きガキ」になっている。

 なんだこりゃ???

 どうやら、いたち君のプレゼントのようだ。
 イタチは、食べ残したものなどを秘密の場所に隠しておく習性があるらしい。

 折角のかわいいプレゼントだが食べられそうにないので捨てることにする。

 兎に角、コンプレッサーは正常っぽかった。
ae86aircon4-02.jpg  エンジンルーム側の配線の電圧を測ってみるとちゃんと12V来てるのだがマグネットクラッチは作動しない。
 そこで、A/Cアンプからの配線とマグネットクラッチの間にリレーをかまして、純正配線はリレースイッチ作動用にしてマグネットクラッチには直接バッテリー電圧をかけてやると正常作動するのでとりあえずリレーで凌いでいたのだが、とうとうリレーすら作動しなくなった。

 恐らく配線が腐食する等で純正配線の電圧が足りなくなっているのだろう。

 そこで、配線図で室内側のマグネットクラッチへの配線を探す。
ae86aircon4-03.jpg  発見、このカプラーだ。

 7番・・・A/Cアンプからマグネットクラッチへ・黒/白
 5・8番・・・A/CアンプからアイドルアップVSVへ行き、帰ってくる・白/赤、白/緑
 3・4番・・・オートA/Cアンプから外気センサへ行き、帰ってくる・水色/白、水色/黒
ae86aircon4-04.jpg  助手席足元、ブロワファンの近くにある。

 引っぱり出して見てみると、予想どおり端子が錆びている。
 しかも大量の青サビが盛り盛りになってる・・・。
ae86aircon4-05.jpg  端子を抜いて錆を取り、ペーパーで研いてもとに戻す。

 修理完了。

 あぁ、やっぱり、ホーンが鳴らないのもウォッシャーポンプが作動しないのも、この近所にある配線が同じように錆びてるのが原因なんやろな・・・
 助手席側足元、ハチロクのサビ鬼門です。

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