w30mm・t3mmのアングルとフラットバーを溶接して補強。 |
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さらに25mm角・t1.2の角パイプを溶接して補強。 2本サスなのでここまでしなくてもいいかも知れないけど念のため・・・ そして溶接してしまってから気付く、これ、チェーンライン上に補強材を通してしまってないかい? どう組めば、より軽く、より溶接し易く、全方向により強度を出せるかしか頭に無く、そんなこと全く考えてなかった。 しかしもう遅い、とりあえず組み上げて干渉したらその時考えよう。 |
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次にリアブレーキマスターを取付ける。 キットにはちゃんと取付ステーも付属している。 が、安心してはいけない、これは国産品ではないのだ。 ←こんな形状の異なるステーが2種類付属しているのだが、どう組み合わせてもマスターが正常に機能する位置に付けられない。 モンキー用だからモトラには合わないだけなのかな? いや、それにしても穴の位置が微妙にずれてるし、どう考えても同じ長さであるべきカラー2個の長さも長い方と短い方で10mm程長さがあわないし、そもそもその2個とも長さが足りない。 さらに言うと、ブレーキペダルとマスターの取付部の抜け止めピンも形が歪過ぎて嵌らず、役に立たない。 穴を拡大し、追加の穴を開けて干渉する部分を削って、一方のカラーを作り、もう一方のカラーにはワッシャーをかませて、抜け止めピンを作ってやっと取付けられる。 アルミの材質も悪く柔らかそうな感じなので、とりあえず使ってみて割れてしまったら一から作り直した方がよさそうだ。 どうやらこれは、ボルトオンの初級者向けではなく、加工前提の上級者向けのキットのようだ。 |
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上級者向けなので説明書も何も付いてないため正解はわからないが、こうやって取付けるんだと思う。キット付属のパーツは2つ余ったが・・・。 モンキー用キットのため、マスターキットとマフラーが干渉しないかと思っていたが、マフラーともブレーキペダルとも干渉はなかった。 見た目は金色でカッコイイ!けどやっぱり造りは悪い。 上級者向けなので、付属しているボルトも全て材質が悪く、気を抜くとすぐナメてしまう。 |
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スイングアームとホーシングを取付けた。 リアサス取り付け部分まではモトラ純正そのままなので当たり前なのだが、すんなり付いた。 ホーシングとマフラーエンドの干渉を心配していたのだが全然大丈夫だった。 パッと見た感じ、違和感なく、強度的にも大丈夫そうな感じ。 ただ、スイングアーム以降の剛性は大丈夫そうだが、スイングアーム取付部ピボットあたりが、モトラ純正のままでは弱いかも知れない。 二輪ではあまり考えなくてもいい横向きの力が、三輪になるとかかってくるはずだ。 が、とりあえず大丈夫だと思うことにして先に進む。 |
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そしてとりあえずこの時点で2箇所設計ミスが判明。 その1 スイングアームの切断箇所を間違えて長目に切ってしまったようで、スイングアームピボット部からホーシング部分の距離が思っていたより遠くなってしまった。 キット無加工状態より60mm程ロングスイングアーム状態になってしまった。 チェーンが数リンクとブレーキホースの長さが不足する。 元々420サイズの110リンクのチェーンが付いていたが6リンク程不足するので元々モトラについていたサビサビチェーンを切って継ぎ足してごまかす。中華製チェーンはどうも信用出来ないので、そのうち国内メーカーものに換えよう。 ブレーキホースは手持ちのものを継ぎ足してもいいのだが、長くなりすぎる長さのものしか持ってないし、継ぎ足し感丸出しでスマートではないので、新品の850mmのステンメッシュを買った。元々キットに付いてきたのは700mmだった。 |
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その2 やはりスイングアーム補強材とチェーンとの干渉が・・・・・・・・・・ ギリギリセーフ! いや、ギリギリアウトか。 ただ、チェーンラインはばっち出ている。(写真ではチェーンの張りがゆるいため歪んで見える) |
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倉庫に転がってたDT200Rのチェーンテンショナーを加工して付けた。 これで暫し走ってみて、それでもダメなら補強材を切ることにする。 |
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ちょっと矯正しすぎた。 この状態で走ると、異音を発し熱を持ってスライダーが削れてしまったため、取り付け部分を長穴加工してもう少し張り出しを控えた。 |