そしてキットが到着。 MiniMotoが販売しているモンキー用の中華製トライクキットを購入。 ホイールとリアサスは付いていないがフェンダーとチェーンは付属、何よりオープンデフ付きでお値段19,800円! 想像を裏切らず、造りは相当悪い。 サスの取付ボルトは歪んで付いてるし、ホーシングとスイングアーム取付部も歪んでいて斜めにしか取り付けられない。ホーシングとスイングアーム取付部の隙 間を埋めるアルミのスペーサーは何故か6mm×2枚+9mm×1枚とGoingMyWayなサイズのモノが付いている。 が、台湾製とのことなので少し安心、大陸製だともっとひどいと思う。 |
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早速サイズを比較
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モトラのスイングアームピボット部の取付幅が想定外に広い。 モンキーとの差17mm。 車体側取付部(写真赤丸部)を削ろうと思っていたのだが、28.5mmも削らなければならない計算になる。右側は30mmくらいあるから削れないこともないが、もっとスマートに処理したいものだ。 モトラのスイングアームに中華キットの後半部をくっつけてしまった方が手っ取り早い。 リアサス取付部もそのまま使えるし、貴重なフレームを傷物にしなくて済む。 |
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そこで、 とりあえず切断。 |
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そして、チェーンラインを計測しておく。 ドリブンスプロケの外側とスイングアーム後端部内側とのクリアランスが11mm、と。 |
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モトラのスイングアーム左側後端を切断し、トライクキットにパイプを溶接延長し、車体に合わせてチェーンラインと車軸の傾き(3輪の場合でもセットバックって言うのかな?)をあわせる。 キットには新品チェーンが付属してるため、このチェーンをそのまま使いたいのでスイングアーム車体側取付部と後輪車軸との距離は、大体キットと同じくらいになる様にあわせておく。 とりあえずホイールを買っておいた。 軽自動車用の、リム径10インチ・リム幅4.3インチ・PCD110・オフセット+38、つまり旧いダイハツ軽自動車用のアルミ。 当該キット別売りオプションのホイール&タイヤは8インチ幅のホイールに225/40-10のタイヤ、と見た目のみのモノ。 どう考えてもそんな幅広タイヤは不要なので、安価かつ手に入りやすく外径もぴったりな145/80-10の自動車用ラジアルタイヤを履くべく、できるだ け幅狭かつ軽量、そしてゴミみたいな値段のホイールを選択した。120/90-10のバイク用タイヤでもいいかもしれない。 |
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スイングアームや車体側の精度は当然ながらバッチリでているのだが、中華パーツ側の精度がものすごくアバウトなのでどこを基準にしてもどこかが合わないのでテキトーなところで適当に妥協して溶接。 当該キットは、元々数ミリ〜十数ミリレベルという、本来工業製品としては市販してはいけないくらいの狂いがあるのであまり気にしても意味が無い。 |