CBR250R復活記 〜 その3

 部品到着までいじれるところをいじってみる。

 固着して動かないハンドルスイッチを分解し、グリスアップ。

 磨き上げたわけではないが、ちょっとグリスの付いた軍手でいじりまわしたので、ほこりまみれだったスイッチまわりがきれいになった。
 純正部品が到着。

 まずはブレーキを完成させる。

 まだ使えると思っていたピストンシール、外してみると結構カチカチになってしまっていた。
 ピストンシール&ダストシールを新品に交換し、各部グリースアップ。ピンブーツは破れてもないし柔らかく、まだまだ使えそうなので再使用。

 無駄な労力を使わず、摺動部以外は清掃しない。汚くても見栄えが悪くてもちゃんと機能しさえすれば良い!!
 というか、面倒くさくて、綺麗に磨き上げるの大嫌いなのです。
 ついでにブレーキパッドもまだ残ってるので再使用。もしかしたら23年モノかも知れないが・・・・。
 フロント完成。

 80年代センスな色使い、赤いホイールが時代を感じさせる・・・。
 同じくリアも完成。

 リアは、ハンガーピンの蓋(ピンプラグ)が錆付いてて外れない。
 パッド再使用するのでとりあえず今回は無視する。次回パッド交換時にはドリルで破壊しなければなるまい。 
 お次はキャブを組み上げる。

 燃料ジョイントパイプのOリング、パーツリストに「セット」と書いてあるから1組しか注文しなかったら、空気ジョイントチューブのものと3個で1セットだった・・・。手持ちの汎用Oリングセットから探すも、同じサイズが無い。

 仕方ないので、破壊してしまったもの以外は再使用。
 新品購入したスロージェットを組み込んでキャブAssy完成。
 しかし、ひとつ気になるのはここ。

 ガソリンの腐ったやつが詰まったまま貫通してない。というか、ここは何なんだ?取り外しできなさそうだし、そもそも貫通してないもののような気がするのだが、横に#35と書いてある。





 ま、いっか。
 高くて結局買わなかったフロート室のパッキン。

 漏れないように念を込めながら1215を薄く塗って閉じる。
 逸る気持ちをおさえながらキャブassyをエンジンにセットし、プラグを掃除し、ガソリンを送り込んでいざ、エンジン始動!!

 冷却水とエンジンオイルは、何年前のものかはわからないが、入っていることは確認したのでとりあえずそのままで回してみる。

 案外すんなりとエンジン始動!!
 レスポンスも普通で、大きなばらつきもない。


 しかし、キャブオーバーフロー・・・
 パッキン再使用したジョイントパイプからもフロート室からも漏れてないが、大気圧取り込み用のエアベントチューブからダラダラとめども無く漏れる。

 スーパーヘビーオーバーリッチのため、アクセルあおるとアフターファイアーおこすし、しばらくそのままアイドリングさせておくと止まってしまう。
 多分こいつでしょう。

 すかさず純正部品の見積もりをとると、目ん玉飛び出るような結果。

 フロートバルブセット、今なら4個で11,128円!!

 高!!

 こんなの絶対買わない。(買えない)



 目下、某オークションで部品取りキャブを物色中。

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