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数年前くらいから、職場のジムニークラブに誘われて遊んでもらっている。 私自身それ程ジムニーが好きなわけでもなく興味があるわけでもない。ただエンジンものが好きということと、理由をつけてみんなで一緒に酒を飲む機会が増えて楽しい、という理由なのだが、その会の酒の席で、先輩から、不動ジムニーの焼き付いているかも知れないエンジンを開けて、再使用可能か確かめる作業を請け負ってしまった。 酒の席で約束するとロクなことがない。翌朝、酔いがさめて非常に後悔したことはいうまでもない。 自分の自由に使える時間がほぼゼロに近い私の日常で、長期放置の古いツーストエンジンってなややこしいものを直す余裕があろうか？「まぁ、2人とも結構酔ってたから、そんな話忘れてるやろ」と思うことにした翌日、恐怖の電話はかかってきた。先輩はしっかりと憶えていたのだ。 というわけで、サビサビの不動SJ30が1台転がり込んできた。 |
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