CBR250R復活記 〜 その5

 新品フロントタイヤ到着。やっぱり新品はイイです。とてもいい臭いがします。

 早速、古いフロントホイールassyを外して組み替えます。
 一応ホイールベアリングを点検してみますが、リアのベアリングが新品同然だったので、フロントも同様と思ってましたので換える気は全くありません。
 思っていたよりちょっと劣化気味?でしたが、充分再使用可能範囲です。
 お得意のタイヤ手組みです。

 車のタイヤより細いので車のより簡単と思われがちなバイクタイヤ手組みですが、案外難しいです。リムもタイヤも細くて結構やり難いのです。
 若かりし頃、NS-1のタイヤを手組みしようとして断念したこともあり、バイクタイヤ手組みはトラウマ的に嫌だったのですが、数をこなして手組みスキルがアップしたのか、全然簡単でした。
 新品タイヤは文句無くはめやすく、すんなり交換完了。

 これでほぼ全ての不具合パーツの交換が終わりました。(と思いたい)
 試運転を行うにあたり、エンジンオイルとフィルター、クーラントを交換。
 そしてキャブの同調をとります。

 インマニの負圧取出口のメクラボルトを何回もスターターモーターの下に落としてしまってイライラすること数回。
 3番を基準に、他の3つを揃えます。
 写真は調整前の状態。3番のほかが全て低いです。

 1,500回転アイドリング状態でプラスマイナス50mmHg以内に揃えてみました。

 ん?プラマイ50mmhgって甘い?
 とは思いましたが、同調調整ネジがとても回しにくいところにあり・・・時間も無くてこのくらいで勘弁してください。
 さて、あとはガソリンタンクを装着すればとりあえず完成。

 ただ、このガソリンタンク、サビ(少)と得体の知れない油分付着で、清掃しないと使えない状態なのです。
 清掃、とても憂鬱なヒビキです。

 しかし、あとこれさえ終わらせれば走れる、と想ってガンバリます!

 とりあえずサビ除去剤RS-R1000で、次にサンエスK-1で錆のカケラが出てこなくなるまで洗浄。このふたつが手元にあったので使ったのですが、新規購入するならやっぱり花咲かGさんがベストかな?

 手のひらがケミカルウォッシュになってボロボロになりました。
 新品購入した高い高いフューエルスクリーンを装着し、燃料コックを取り付ければもう完成は目の前!

 と思いきや、コック取り付けボルトを閉めこむと、コック本体がタンクからボロっと外れてしまいました。
 この部分はCリングではまっていて分解は可能なのですが、このCリングがうまくはまりません。何度組みなおしてもポロっと外れてしまいます。
 どうやらコック本体のCリングがはまる溝(赤矢印部分)がおかしくなっているようです。

 恐らく、テキトーに配合したサンエスK-1溶液(本来アルミは3%以下溶液を使用のこと)に長時間漬け置き洗浄したため、この溝のカリ首部分が溶解して痩せてCリングが引っかからなくなってしまったようです。サンエスK-1恐るべし!

 確かコック本体は純正部品廃盤だったはず・・・しかもMC14ともMC19以降とも別部品、どうしよう。

 ハァ、ここまできてまた作業中断。

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