AF55 ジョルノ クレア スクーピー がやってきた

scoopy01.jpg  義妹が要らないというので貰ってきた。
 直して走るようになれば義父が乗る、というので修理する。
 そんなことよりモトラを早く仕上げたいのだが・・・仕方ないのでモトラは放おっておいてスクーピーの修理を優先。
 家の前の自転車小屋にCBR、不動モトラ、子どもの自転車3台、とギチギチになってしまった。手っ取り早く直してうちから早く追い出したい。



 現状、新車で買って4年くらい乗って、その後8年くらい蔵に放置で全く動かしていないらしい。

 バッテリーが完全にダメなため、キックで始動もできない。
 バッテリー点火方式は嫌いだ。
scoopy02.jpg  とりあえずキャブ清掃してみる。

 最近はスクーターも4ストの時代。

 スクーターといえば2ストオイルでギトギトになってて汚く、キャブのセッティングがシビアで一旦不動になってしまうと面倒なものだ、という認識は過去のもののようだ。

 しかもアルミフレームとは驚いた。
scoopy06.jpg  キャブにはスロポジみたいなものまで付いてる。スクーターにスロポジが必要か?環境対策か・・・。
 そりゃぁカブがFuel Injectionになる時代やもんな。
scoopy07.jpg  空けてみると想定外に綺麗。

 このままでもいけそう。

 でも折角開けたのでジェットの掃除だけして元に戻す。
scoopy03.jpg  そしてお次はガソリンタンク。

 こちらは想定外に汚かった。
 結構サビがまわってる。

 当然、残ってたガソリンも完全に腐敗してた。
 また家に腐敗ガソリン臭をまき散らして叱られた。
 
scoopy04.jpg  残量計もサビで固まってしまってる。

 一応清掃して組んだが、結果的に残量計は復活しなかった。
scoopy05.jpg  ガソリンは電動ポンプでキャブまで送られる。

 スロポジといい電動ポンプといい、水冷でラジエターが付いてるとか、ジェネレーションギャップを感じる。

 原付スクーターをいじってるというより車をいじってるみたいな感覚になる。
scoopy08.jpg  最後にE/Gオイル、T/Mオイルを交換して完了。

 トランスミッションオイルはどこを探してもドレーンボルトが無い。車体を傾けて排出するのがどうやら正しい方法のようだ。
 生意気にもハイポイドギアオイルの90番が指定してある。E/Gオイルと共用でホンダE1で充分と思っていたが、念のためGL-5のギアオイルを入れておいた。ヴィッツのトランスファーに入れるつもりで断念して7年程デッドストックしておいたオイルが役に立った。



 新品バッテリーに交換して新品ガソリン入れてセル一発で始動!
 



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