フロントフェンダー塗装&交換


mark-n氏ハチロク


キンキサイン氏チェイサー


すしをインプレッサ
(koma2氏撮影)
 久しぶりにサーキット走ってきました。3年ぶりくらいかな?インプレッサでは初めてのサーキット走行でした。
 前RE-01、後ディレッツァDZ101という組合わせだったため、すぐにケツが出て、ものすごいオーバーに悩まされました・・・。やっぱりせめて01Rかネオバくらいのタイヤを4本揃えて履いていくべきだと痛感しました。

 上から、一緒に行った、mark-n氏のハチロク(やっとまともに走れるようになった4スロ・エアコンなし灼熱地獄仕様)、キンキサイン?氏のチェイサー(ドリフト仕様)。
 中山サーキット祭、30分毎にグリップ枠とドリフト枠の繰り返しでした。しかし、ドリフト枠で走ってたキンキサイン氏、メインストレート、ガードレールまで5cm直ドリ、笑わせていただきました。パワーもりもりでうらやましい・・・。


 楽しい1日だったのですが、最終走行枠で、一緒に行ったMark-n氏とその友達とからんで遊んでいたところ、最終コーナー立ち上がりで他車のテールとぶつかってしまいました。
 この状態です。
 クリアランスランプ・ウィンカー・フェンダー交換で元通りレベル?
 ボンネットのへこみとヘッドライトのズレは無視することにします。
 バンパーに10円玉くらいの穴が開いてます。ちょうど下手くそポールを立てる位置なので、この際下手くそポールでも付けてみようかしら?
 フレームまでは逝っていなかったのが幸いです。
 フェンダーがひん曲がってボンネットの上にかぶさり、ボンネットと干渉してしまっていたため、裏からマイナスドライバーでたたき出したら、当たり前ですが見事にマイナスドライバー型に出っ張りました。フェンダー再使用不可です。 
 で、ヤフオクで中古フェンダーを格安落札。
 何も考えず、「フェンダー1枚くらい、缶ペで塗ってまえばOK!」と安易に考えてシルバーを購入しましたが、これが大失敗の元でした。
 
 とりあえず純正色ソニックブルーマイカの缶ぺとクリア、シリコンオフを購入。

 mark-n氏に、「すしをのことやからまたテキトーに直すんやろ、きちんと綺麗に直してみやがれこの野郎」というありがたいお言葉をいただいたので、今回は鉄部用198円缶スプレーでなく、ちゃんと純正色の高い高い缶スプレーを購入、クリアまで揃えてみました。

 確かにmark-n氏の言うように、私は「綺麗に直す」というのが大の苦手で、特に塗装が大嫌いなのです。なので、今回は自分の限界にチャレンジする意味でも「精一杯キレイに」直してみることにします。

 しかしシリコンオフってなんでこんなに高いの?ブレーキクリーナーかガソリンで代用してもよかったんですが、「精一杯キレイに」直すため、試しにちゃんとシリコンオフを使ってみます。
 まず、シルバーの中古フェンダーをペーパーがけします。
 400番→800番と順番に全体的に足付けします。
 少しムラがでましたが、どうせ上からスプレーするので気にしないことにします。
 シルバー色のため、ペーパーをかけるとサフェーサーを吹いたようになり、いい感じです。
 車庫の真ん中にフェンダーを吊るし、シャッターを閉めて密閉し、即席塗装ブースにします。
 マスクとゴーグルで武装し、吹き付けます。

 結局、300mlの缶ぺを、ブルー3缶、クリアー3缶使いました。クリアーはあと1〜2缶使うぐらいでもいいと思われます。
 マスクとゴーグルで武装していたにも関わらず、この日は青い痰と青い鼻水、青い目糞が出ました。車庫の床も水色に染まりました。
 写真が小さくてわかりませんが、結果、全然ダメでした。
 色ムラだらけ、ツヤ不足

 ブルーを吹いた後に1500番のペーパーをかけて炎天下で1日乾燥し、その後クリアーを吹きましたが、上手くツヤが出せません。缶ぺを速く動かすとざらざらになるし、遅く動かすと下地のブルーが溶けてムラムラになるし、やっぱり難しいです。
 板金屋に塗ってもらうとフェンダー1枚、安くても4万円は必要ですが、それだけの価値はあります。素人の技術力、いや、私の技術力と缶ぺではとてつもなく難しいです。
 なにはともあれ、夏の炎天下で、風呂場の足拭きマットと茣蓙と並べて、乾燥・焼付けをします。
 この異常に暑い夏空の下、すぐに触れなくなるぐらい熱くなります。
 その間に、つぶれたフェンダーを外します。
 よく見るとライトまわりのフレームもちょっと歪んでました。
 ハンマーで可能な限り叩いて修正し、チリの合わないところは無視してなんとかごまかすことにします。
 こんなモノが付いていることを発見しました。
 純正?
 こんな所までキッチリ発砲ウレタンが充填してあります。
 リペットも・・・
 こりゃ、確実に査定0円です。
 チリのあわない所には、必殺タイラップ!
 もひとつ、必殺タイラップ!
 バンパーの固定部分等、見えないところもタイラップだらけです。
 衝撃感知自動脱落式バンパー!の完成です・・・結局ハチロク時代と同じような状態になってきました。
 塗装したフェンダーを付けて、細目コンパウンドで表面を整えると完成です。
 遠目に見ても「あれ、おかしいな」と思うぐらい色違いになりました。

 「精一杯キレイに」直してみる、という当初の目標はやはり見事に失敗しました。
 自分の限界はこの程度だ、ということを痛感しました。キレイに仕上げるのは私には無理です。もう二度とキレイに仕上げようと思ったりしないことにしました。
 ま、多少外装色がチグハグでも私は全く気にしない性分なのでこれで好し!です。

 今回の教訓
@中古部品は色が同じものを買いましょう。
A中途半端に手間をかけずに、安く仕上げるなら激安缶ぺ・クリアなし仕上げと割り切る、キレイに仕上げるなら板金はプロに任せましょう。



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