自作単管タイヤラックの製作

 突然ですが、メインの作業場がなくなってしまいました。
 うちには、車庫が4台分あります。しかしその内1台分は少し離れた畑の前にあり、そこまで歩いていくのが面倒で、しかも変な傾斜が付いているため母と妻には駐車不可能なので誰も使わなくなっています。そして残りの3台分は家の横にあるのですが、内1台分が軽トラ専用設計で作られているため、軽トラがなくなってからは、私の単車置場兼作業場として占拠していたのです。
 しかし我が家には現在普通車が3台あり、1台は少し離れた貸し駐車場を借りていたのですが、やはり、そこまで歩いていくのが面倒くさく、雪が積もったら雪かきを余計にしなければならないため、この度とうとう車庫拡張工事が施されてしまったのです。

           <ビフォー>                                <アフター>
    

 横幅と奥行をそれぞれ50cm拡張しました。
 これで家に隣接する車庫に無事3台停められるようになったのはいいのですが、そこに置いていた工具類の行き先がなくなってしまいました。
 ↑の<ビフォー>の写真は少し前の状態で、車庫拡張工事前はさらにひどい状態で、工具棚・タイヤ10本程・自転車×1台・三輪車×1台・不動バイク×2台・マフラー×3本・その他ガラクタ多数等等が押し込められていました。工事の邪魔になるのでとりあえず家の周りの空きスペースに分散収納できたのですが、どうしても場所をとるタイヤが邪魔になっていました。
 なんせ、スタッドレス3台分+インプ用8本くらい=20本くらいのタイヤ、どうしても8本程置き場所がありません。
 悩んだ結果、新しくなった車庫の、妻のヴィッツの駐車スペースの上にタイヤラックを作って収納することにしました。

<設計図>
 (材料:単管パイプ、以上)


 練りに練った精密な設計図↑が出来上がったので、材料を集めます。材料といっても、単管パイプ(足場パイプ)だけです。
 以前一時期住んでいた家の裏に、単管で洗濯干し場を作っていたものがそのまま放置してあるので、それをバラして組み立てることにしました。

放置開始からかれこれ3〜4年経っているため、草ボーボーです。赤丸の部分に埋もれていますので、

↑で発掘します。
農業青年パワー炸裂!!


草と格闘30分、発掘されました。屋根と側壁は朽ち果ててボロボロになり、一部は風でどこかに飛んでいってしまってました。
梅雨の晴れ間の草刈り、結構重労働です。3リッターぐらい汗をかきましたが、今晩3リッターぐらいビールで補充するので±0です。

この時、副産物として、↓も発掘されました。

すっかり忘れていたのですが、CZ150Rのフレームです。
事故車でフレームが曲がっていたため、部品を全て剥ぎ取った残骸です。
燃えないゴミの日に出してみたのですが当然収集してくれなかったため、とりあえず庭に放置プレーしたまま忘れてました。
・・・見なかったことにします。そのうち土に還るでしょう。


部品が揃ったので組み立てます。

             
完成
 


設計図どおりの見事なできばえです。勿論、各部の寸法はテキトーです。タイヤが落ちずに、ヴィッツの鼻先が下に入りさえすればOKです。
とりあえず8本載せてみましたが、パイプはたわむこともなく、全然大丈夫そうです。


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