作業部屋



 家を1軒ほど建てることになりました。

 今までは、実家の”離れ”を二世帯住宅に改築して住んでたのですが、2人目の子どもも生まれ、どうしようもなく狭くなってきたのです。
 今の家に2階を増築すれば広さは確保できますが、今の家は数回改築しており、これ以上建物をいじるととても使い勝手が悪くなるのは目に見えていますし、ローンを組むなら年齢的に適齢期?というか、早い方が吉です、改築してから3年程しか経ってない家を壊すという決断をくだしました。

 と、そんな話はどうでもいいのですが、念願の自分の部屋が確保できたのです!
 家付きガレージに住む、という夢は実現できそうもありませんが、私にとって、自分の部屋=作業部屋なわけで、夢が少〜しだけ実現できそうです。
 建坪45坪くらいの小さな家なので確保できたのは4帖というチッポケな空間だけですが、妻の要望の「キッチンに隣接する広大な納戸」を却下し、1階の玄関脇、東向きという良い場所を獲得!

 肝心の家の設計は設計士さんと妻に任せ、私の関心はこの作業部屋一点に集中です。外装が和風であろうが洋風であろうが、壁紙がどんなガラであろうが、床の材質がどんなものであろうが私にはほとんど興味ありません。(言い訳がましいですが、家の設計は、女性にしてもらう方がセンス良く使い勝手良くできます。風呂・トイレの広さと天井裏収納を付けることにだけはちょっと口を出してみました。)
 設計士さんに「車のエンジンが組めて、ロフト付き、作り付け書棚付き、リビングからも外からも直接出入でき、オイルまみれになっても良い土間コンの部屋」を1室作ってください、と伝えたところ、その設計士さんも私と同年代で車好きだったこともあり、希望どおりの間取りを一発で書き上げてくれました。
 私はこの部屋に「メカニックルーム」というちょっと大袈裟でお恥ずかしい名前を付けて、コンセントの取り付け高さから作業用外灯の明るさまで事細かに指示をして、一切の妥協なく設計してもらいました。たった4畳の、たかが作業部屋にごちゃごちゃ煩い指示を出されて、設計士さんは鬱陶しかったのではないかと思います・・・。

 の結果、現段階の図面です。
  
 床 : 土間コン打ちっぱなし
 内壁・天井 : なし
 玄関側に1.5帖程度のロフト
 (ホイール・タイヤ置き場として使うつもりですが、夫婦喧嘩等のイザという時にはここで寝ることも出来ます。) 
 リビング側壁一面、床から天井までの作り付け棚
 (現在は家族からものすごく邪魔物扱いされ、いつも隙あらば捨てられそうになっている車関係の雑誌やマニュアル、小さな部品などが並べられます。) 
 出入口外側壁面にスポット作業灯、防水単相200Vコンセント、散水栓 
 出入口前には軽自動車1台程度の空きスペース。
 (諸事情により車は入れないようにするつもりですが、単車は何台か置けそうで嬉しい。) 
 リビング側の戸を開けておくとリビングの冷暖房が流れ込み、快適空間となる見込みです。
 (ただし、油断すると雨天時の洗濯干し場として不法占拠される可能性が多分にあります。)

 ガレージ○イフに載っているような小奇麗でモダ〜ンでチリひとつ落ちてないようなガレージは大嫌いで、見た目は悪くても、欲しい物が手を伸ばせばすぐに取れるような、兎に角使い勝手が良い作業部屋にしたいと思ってます。
 今のところ、2008年夏〜秋頃着工、2009年3月頃完成の予定です。
 以後、自分用の備忘録を兼ねて経過を綴っていきたいと思ってますが、実際に出来上がってきて、「平凡な出来で、Webに公開するにはこりゃお恥ずかし過ぎる」と思った時点でこのページは無かったものとして突然削除するかも知れません・・・。

(2008年3月)


 2008年9月現在の状況
 更地になりました。
  

 完成予想図と同じ角度から
  


 2008年11月
 上棟式終わる。
 

 メカニックルーム、中からの画。
 
 思っていた(図面を見て妄想していた)よりかなり狭い・・・。”ルーム”というよりただの物置に近いかも。
 このページが突然無くなる日が近いか!?



2009年2月
もうすぐ完成。


 ただ、肝心のメカニックルーム(黄丸部分に位置する)は・・・

 内壁(コンパネ)を付けることにはしたが、天井もなしでクロス仕上げでもないからすぐに出来るためか、一番後回しっぽい。
 上棟式当時から、断熱材が入っただけで何も進んでいない。床もバラスのままで土間コンも入っていない。いい資材置き場になっている。



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